岩崎ひろし

いわさき 広
日本共産党横浜市会議員
国宝の塔30基を訪ねて

第20回 大和路・奈良の塔 當麻寺三重塔(東塔・西塔)

2012年8月17日

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當麻寺 北側からの遠望

當麻寺三重塔東塔・西塔(たいまでら)
 奈良駅から車で法隆寺の前を通って(25号線)奈良県の西部に位置する北葛城郡当麻町に向かった。写真のように田園風景の向こうに東塔、西塔の揃った當麻寺を見つけた。国宝の塔を東西に持つのは當麻寺だけである。

東大寺をはじめ多くの寺院が、創建時に塔を二基有していたが、落雷、兵火、失火などの原因で焼失している。1100年を超えて東塔、西塔が守られてきたことに驚嘆を覚える。

當麻寺は、ゆるやかな勾配のある広い境内になっている。 奈良市街から遠く、農村地帯にあり、参拝者は興福寺や薬師寺と違いまばらで、拝観する私と妻にとってゆったりした時間を得ることができた。

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東塔 三重塔 正面に向かう通路から
 制作年代 8世紀(奈良時代末)
 三間三重塔婆 
 屋根 本瓦葺
 所在 奈良県北葛城郡当麻町当麻1263

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東塔 三重塔
 何年か前に訪れたときには、周囲が草むらになっていて近づけなかったが、今回(06年10月)はよく整備されていて東塔を間近に拝観することができて幸運であった。

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西塔 三重塔 正面に向かう通路から
 制作年代 8世紀後半(平安時代初期)
 三間三重塔婆 
 屋根 本瓦葺
 所在 奈良県北葛城郡当麻町当麻1263

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西塔 三重塔
 東塔とは違って、正面に柵があり、周囲は近づけるように整備されていなかった。国宝建造物の保存の大変さを痛感した。

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境内北側・鐘楼前からの両塔(左が東塔 右奥が西塔)

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