浄土寺は、JR尾道駅から歩いて20分ほどのところ、国道2号線(旧山陽道)脇を少し左へ上って境内に着いた。浄土寺の名にふさわしい色鮮やかな建物が並ぶ境内。
浄土寺は、京都の清水寺(第1号)に次いで境内全体が国宝に指定(第2号)された珍しい寺院。国宝に指定されている建物は、本堂と多宝塔である。
この多宝塔は、滋賀県大津市・石山寺多宝塔、和歌山県高野山・金剛三昧院多宝塔と並ぶ三大多宝塔のひとつと言われている。(何を基準に三大としているのか、私には、よく分っていないが)
訪問 2000年8月6日
写真 2000年8月6日撮影 (境内の高い段からのぞむ 多宝塔と瀬戸内海 手前は私)
建立年代 1328年
三間多宝塔 屋根 本瓦葺
所在 広島県尾道市東久保町20-28
浄土寺と明王院へは、原水爆禁止世界大会に参加していた長男・耕一との訪問でした。
<写真>
多宝塔と本堂(左手前) 長男・耕一