岩崎ひろし

いわさき 広
日本共産党横浜市会議員
国宝の塔30基を訪ねて

第29回 広島県の塔 向上寺三重塔

2012年8月22日

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広島県尾道市の生口島(いくちじま)にある国宝の塔。
 生口島には、三原港フェリー乗り場から船で生口島・瀬戸田港についた。この島は故・平山郁夫画伯の故郷であることを後で知った。向上寺三重塔から瀬戸内海を望む情景は、画伯が子どものころから描いてきたとのこと。港の近くに生家があり、平山郁夫美術館もあるという。“後悔先に立たず”で残念なことをしたと思っている。

向上寺三重塔は、フェリー乗り場から少し歩いたところで参道に入り、急な坂や階段を上って山の中腹に建っている。

向上寺は15世紀初めにたてられたが、たびたびの火災にあい創建時の建物では、塔だけを残している。国宝の塔30基の中で島にあるのは向上寺三重塔だけである。

島にある国宝建築物としては、私の郷里の滋賀県・琵琶湖の竹生島(周囲2?)に、宝厳寺の唐門、都久夫須麻神社の本殿、安芸の宮島に、厳島神社の本殿、平舞台、高舞台、などの例はあるが、「国宝の塔」としては、向上寺のみで大変珍しい。そのことだけでも印象深い塔でした。(上の写真は、瀬戸内海を背景にした三重塔 山の上方から)

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訪問 2000年8月5日
写真: 向上寺三重塔 2000年8月5日撮影 
建立年代 1432年
三間三重塔婆 屋根 本瓦葺
所在 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田57

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