「こんにちは 岩崎ひろしです 2013.09.04号」をお届けします。
神奈川地方最低賃金審議会(柴田悟一会長)は8月23日、県内の最低賃金を19円引き上げて時給868円にするよう神奈川労働局長に答申しました。異議申立てなどがない場合、10月20日から適用されます。
この答申を受けて、神奈川県労働組合総連合(神奈川労連)は声明を発表しました。
声明では、生活保護水準との逆転解消などと報道されているが、同労連の試算では本来の生活保護水準が時間額1436円になること、時給868円では憲法25条が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」を実現できないことを指摘し、「直ちに最低賃金時間額を1000円以上にすることが、改正最賃法の趣旨を実現することと考えます」と訴えています。