LRT(次世代型路面電車システム)導入計画は棚上げに
横浜市は、都心臨海部における新たな交通システム導入にむけての取組状況を2016年2月の議会で明らかにしました。示された資料には「LRTや連節バスなどの新たな交通の導入を推進する」として、行程表やルートまで示しています。山下ふ頭がルートの終起点になっており、仮に山下ふ頭にカジノが立地した場合には、IR入場者の主要な輸送手段となることは確実です。この構想が具体化されれば、他都市とのカジノ誘致合戦に有利になるのは間違いありません。日本共産党は、カジノ誘致の条件づくりとして推定200億円もの巨額な公費負担が見込まれるLRT導入計画の無謀さを告発、市長選のなかでも計画撤回を訴えました。現時点では、この計画について検討している部署はないというのが市の回答です。机上のプランに留まっています。引き続きムダな公共事業への市民監視が必要です。
ファンクラブ通信
シリーズ(17) 9人の市会議員団となって横浜市政がこんなにも変わりました
2018年12月25日